NO.22

万葉名

やまあゐ

現代名

ヤマアイ

見頃

3月下旬〜4月上旬

万葉歌

作 者

しなてる 片足羽川(かたしはがわ)の さ丹塗(にぬり)の 大橋の上ゆ 紅の

赤裳裾(あかもすそ)引き 山藍もち 摺れる衣(きぬ)着て ただひとり

い渡らす児は 若草の 夫(つな)かあるらむ 橿(かし)の実の

ひとりか寝(ぬ)らむ 問はまくの 欲しき吾妹(わぎも)が 家の知らなく                     高橋蟲麻呂(巻9−1742)

大 意

片足羽川の真赤に塗られた橋の上を、紅染めの赤い袴の裾を引き、山藍で摺り染めにした青い衣服を着て、たった一人で渡っていくあの娘には夫があるのだろうか、それとも独り寝しているのだろうか、問いたいと思うがあの娘の家も知らない。

植栽位置図(にあります。)